みなさん。こんにちは。
二次会本舗・二次会プランナーの山田(ようだ)です。
今日は二次会の「開始時間」について、書いてみたいと思います。
二次会のタイムスケジュールを組むことって結構大変です。
新郎新婦の都合と幹事の都合、そしてゲストの都合を考えないといけないですからね。
しかもこれは、二次会会場予約の前に決めておかないといけない。
パーティーが近くなってきてから、披露宴の詳細のスケジュールが出てきて、
「あれ…このスケジュールだと二次会に間に合わなくない…?」
なんてことになって冷や汗をかかないように、
結婚式二次会の開始時間について、お教えします。
結婚式二次会の開始時間は披露宴お開きの二時間後!
まず、タイムスケジュールを考えるうえで、決めないといけないのが、
二次会のスタート時間です。
私は、二次会の開始時間を、披露宴お開きの『二時間後』とおススメしています。
自分がゲストで二次会に参加した時に、披露宴から二次会への空き時間が二時間あると、
「えっ!空きすぎだよ!」と思った経験がある方も多いでしょう。
なぜこのくらい時間を空けないといけないかという理由をご紹介します。
①ゲストのお見送り
披露宴のお開き後に、新郎新婦はゲストのお見送りがあります。
皆さんにお礼の言葉を伝えるので、ある程度お時間はかかります。
②写真撮影
披露宴前の緊張しているお写真に比べて、披露宴後でホッとしているお二人のお写真を収める写真撮影のお時間があることも多いです。
ご両家家族で記念写真を撮ったりという時間もありますね。
③お召替え
控室に戻ってから、二次会用のドレス・タキシードにお着換えやメイク直しがあります。
④お支払い
式場によっては、パーティー後にご披露宴のお支払いを行う会場もあります。
⑤お食事
式場によっては、披露宴中お二人がお食事をあまり召し上がれないということで、
お食事を盛りなおしてくださるそんな素敵な会場も!
⑥そもそも披露宴が長引く
ご祝辞や余興が予定の時間よりオーバーしたりすることが多いのが披露宴。
その後、同会場で次の披露宴が予定されていない場合には、時間を調整することなく、
ゆったりと時間を取ってくださる会場も少なくありません。
⑦移動
披露宴会場から二次会会場への移動にも時間が掛かります。
同じ披露宴会場内などであれば、心配はありませんが、
タクシー移動の場合などは、道が混み合うことも予想した方が良いです。
披露宴お開きから二次会開始まで、
ざっと書き出してもこれだけのご予定が詰まっています。
「意外とやることが多いな…汗」という印象になってきたかと思います笑
二次会開始時間を、さらに30分~1時間伸ばした方が良い場合
披露宴お開きから二次会開始まで二時間は開けた方が良い理由をお伝えしましたが、
さらに30分~1時間、二次会の開始時間を伸ばした方が良い場合もあります。
それは、例えば以下のような場合…
①和装から洋装へのチェンジ
披露宴のお開きのタイミングで和装のお衣裳の場合、
そこから二次会用の洋装ドレスへチェンジする際には、更に時間を確保した方が良いです。メイクも大きく変わりますしね。
②100名以上のご披露宴の場合
大人数のご披露宴の場合、お見送りのお時間も沢山かかります。
流れ作業のようにお見送りするわけにはいかないので、お時間を確保しておきましょう!
③移動時間が車で30分以上かかる場合
ドレス姿で電車に乗るわけには行かないので、
二次会会場にはタクシーなどの乗用車でお越しいただくことになるのが一般的です。
電車では近い場所でも、車だと思ったより時間が掛かる場合も。
グーグルマップなどで検索し30分以上かかる場合には、予め時間を取っておいた方が良いでしょう。
④二次会から来てほしいゲストが間に合う時間
シフト制のお仕事などで、披露宴には間に合わないけど二次会には間に合うゲストが多い場合。その方たちに合わせて、開始時間を遅くする場合もあります。
思い切って時間を空けてしまえば、披露宴から二次会に参加されるゲストも、
もう一件、喫茶店や飲み屋に入りやすくなるという利点もあります。
二次会開始時間を、逆に30分から1時間短くした方がいい場合
逆に、二次会の開始時間を短くした方がよい場合もあります。
①同式場内で二次会を行う場合
同じ式場の別会場で二次会を行う場合、移動時間は短くなるので、
30分ほど開始時刻を早めても問題ありません。
披露宴から二次会に参加されるゲストも、同式場の中でお待ちいただくことになるので、
出来るだけ早めにスタートできた方が良いですね。
②お二人の撤収時間が短めに設定されている場合
ゲストハウスウェディングやレストランウェディングなどで、次のご披露宴がある場合、撤収の時間が通常より早い場合があります。
二次会会場にはお二人の控室がなかったりすることも多く、披露宴から二次会までのお二人の居場所がない!なんてことも起こりかねませんので、そういう会の場合には短めに設定することもあります。
③スタート時間が遅い場合
夕方の結婚式の場合、二次会のスタートはどうしても夜になります。
20時・21時スタートの二次会の場合、二次会から参加するゲストは二の足を踏みやすくなったり、終電が気になったりしてきます。
皆さんに参加してもらいやすくするように、スタートにお二人が間に合わない可能性があるとしても、お早めの開始時間にすることもあります。
こういった場合には、お早めにスタートすることもあります!
そんな場合でも、披露宴お開きから二次会開始までの最短時間は【1時間】です。
1時間空きで、どれだけ急いで、なんとか間に合うか間に合わないかというスケジュールです。(基本はやっぱり間に合わないことが多い…)
式場のプランナーさんの意見も参考に!
とまぁ色々と書いてきましたが、
式場のプランナーさんに、二次会の開始時間を相談するのが一番早いです。笑
最初からそう言え!っていう話ですね…。
二次会会場を早めに押さえる場合、式場のプランナーさんがまだ決まっていない場合もありますが、それでも電話してみて聞いてみるのがオススメです。
お二人が解放される時間は式場によって全然違います。
今まで何百組という新郎新婦を二次会に見送ってきた式場様なので、
きっとジャストな回答を頂けるはずです。
最優先事項は「新郎新婦が間に合うかどうか」
二次会の開始時間を考える際に、「ゲストを待たせるのが申し訳ないな…。」といった考えから、出来るだけ間隔を短くして二次会をスタートさせたいという方は多いと思います。
それでも、最優先すべきは「新郎新婦が間に合うかどうか」です。
お二人が間に合わない場合、幹事や司会者の段取りも、二次会のお店が考えていた料理の提供タイミングも、すべてが崩れてしまいます。
その結果、結局「あまりお二人と話せなかったな…。」といったゲストの感想に繋がってしまうことも。
出来るだけ短い間隔を心がけるとしても、「新郎新婦が間に合う」スケジュールを組むことが何より大切なんですね。
また会場を予約する前に、会場の総利用時間についても、確認しておくのがオススメです。総利用時間については以下のブログをご参照ください。
二次会の会場予約の前に確認!確保すべき二次会会場の総利用時間は?
開始時間だけじゃない。決めることが多い幹事のお仕事
二次会の開始時間だけをとっても、考慮するべきことがこれだけ多いわけです。
披露宴の準備と並行して進めるには、なかなか骨が折れる作業が「二次会の幹事」
友人に任せるとはいっても、上記の考慮ポイントを幹事と話し合って進めていくのは、
なかなか大変ですよね。
その点、プロの幹事に任せれば、そういったところも、安心。
今までの経験から適切なご案内をいたします。
できるだけ手間を掛けずに二次会を進めたい場合には、ぜひプロの幹事をご検討ください!